Google広告にカスタムオーディエンスという機能があるのをご存知でしょうか。カスタムオーディエンス機能を使うことで、購買意欲の高い層にアプローチできるのです。ここではGoogle広告のカスタムオーディエンスの機能と設定方法、活用例について説明します。

Google広告のカスタムオーディエンスとは

Google広告のカスタムオーディエンスとは、Google広告で使えるターゲティングの機能の1つです。キーワードやURL、アプリを指定することで、自社のサービスや商品を購入してもらえそうな層にアプローチできます。

自社のサービスと類似している層にアプローチすることで、商品やサービスを購入してもらえる可能性が高まるというわけです。データをもとに広告配信の効率化が可能になり、コンバージョンのアップにも繋がります。

Googleカスタムオーディエンスでターゲティングできるユーザー

Googleカスタムオーディエンスでは以下の3つのターゲティングが可能です。

・キーワードに基づいたターゲティング

キーワードに基づいたターゲティングを行います。「これらのいずれかの興味 / 関心や購入意向を持つユーザー」か「Google でこれらのいずれかのキーワードを検索したユーザー」の選択ができ、キーワードに興味や関心があるユーザーに広告が表示されます。

・URLを基にしたターゲティング

ターゲットが訪問しそうなURLを入力します。入力されたURLに類似したウェブサイトを訪問しているユーザーに対して広告が表示される仕組みです。

・アプリを基にしたターゲティング

類似するアプリ名を入力します。そのアプリと類似したアプリをダウンロードしているユーザーに広告を表示します。

Googleカスタムオーディエンスの設定方法

Googleカスタムオーディエンスは以下の手順で設定します。

1.Google広告にアクセスし、「ツールと設定」をクリックします。

2.「共有ライブラリ」の「オーディエンスマネージャー」をクリックします

3.「カスタムセグメント」をクリックし、カスタムオーディエンスを作成します。

4.セグメント名を入力します。

5.ターゲティングの設定をしましょう

Googleカスタムオーディエンスの活用例

カスタムオーディエンスは購買意欲が高い層に広告を表示する仕組みです。たとえば英会話教室の広告を表示したい場合は、以下のように設定します。

キーワード：ビジネス英語、海外旅行、留学
URL：英会話学習サイト、留学生の体験談が書かれたサイトなど。
アプリ：英単語や英会話、海外ニュースサイトのアプリ

英会話教室に通う人たちは、最初から英会話教室に行こうと思っている層ばかりではありません。まずは自分で英語の勉強にチャレンジしている人が多いでしょう。そうした層にアプローチできます。

カスタムオーディエンスの活用で成功するポイント

カスタムオーディエンスを成功させるにはどのような目的で使うかが大事です。目的が複数ある場合は、それぞれの目的ごとにカスタムオーディエンスを作成しておきましょう。そうすることでどのターゲットに絞った方が良いのか、比較できます。

またキーワードの選定も重要です。キーワードを選ぶ際には、ユーザーの意図を考えなければなりません。実際に狙っているキーワードで検索してみると、意図とは違った検索結果になることもあるのです。

自分が狙っているキーワードと検索結果があっているのかは必ず確認しましょう。そのうえで、実際に来てほしいユーザーがどのようなキーワードで検索するのか考えてみるのが良いでしょう。

電話問い合わせの分析も大事

ここまでGoogle広告のカスタムオーディエンスについて説明してきました。購入意欲の高い層にアプローチできるために、大変便利な施策です。ただし広告を見た後にどのように問い合わせがあったのかを分析することも大事です。

たとえば広告を見て電話で問い合わせがあった場合、それがGoogle広告を見てきたのかどうか判断する必要があります。その分析をしなければ、カスタムオーディエンスの効果が正確に測定できません。

こうした現状を解決するためには、電話問い合わせのデータを正確に把握できるシステムを導入する必要があります。

たとえばコールデータバンクは電話成果を含めた広告効果を100%計測し、すべての成果に至るマーケティングデータを一元管理。『広告運用改善』と『顧客管理改善』ができるツールです。

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