Twitter広告は効果あり?成功するためには必要なポイントとは

ウェブ広告はGoogle広告だけでなくSNSの広告も活用されるようになっています。その中でもとくにTwitter広告は、日本でのTwitterユーザー数の多さもあり、注目している企業も増えています。
しかし他の広告と同様、ただ出稿しただけでうまくいくわけではありません。そこでこの記事では、Twitter広告の使用や種類、配信方法だけでなく、Twitter広告を成功させるポイントについて説明します。
目次
Twitter広告とは
Twitter広告とはTwitterのユーザーのタイムラインや、検索結果に広告を掲載できるサービスです。Twitterユーザーのタイムラインには、フォローしたアカウントの投稿しか表示されません。
しかしTwitter広告であれば、タイムラインに表示されるため、多くのユーザーの目に触れる可能性が高まります。またTwitterは拡散力が高いため、広告がリツイートされて拡散されるというメリットもあるわけです。
さらにTwitter広告は、ターゲティングをしやすいです。そのためターゲットとしているユーザー層にアプローチしやすいというメリットもあります。
Twitterは若い世代の利用者が多いです。10代から30代までの年齢層をターゲットにするサービスであれば、Twitter広告は効果を発揮するでしょう。
Twitter広告はどれくらいの費用がかかる?
Twitter広告の費用は一体どれぐらいかかるのでしょうか。Twitterの場合、目的とアクションによって費用が異なります。Twitterの公式サイトによれば、目標とアクションは以下のようになっています。
目的 | アクション | 課金対象 | 費用相場 |
ブランド認知度の向上 | リーチ | 1000インプレッション | 400円~650円 |
購入検討 | 動画の再生数 | 1再生 | 5円~20円 |
プレロール再生数 | 1再生 | 5円~20円 | |
アプリのインストール数 | 1インストール | 100円~250円 | |
ウェブサイト訪問数 | 1クリック | 25円~200円 | |
エンゲージメント数 | 1エンゲージメント | 40円~100円 | |
フォロワー数 | 1フォロー | 40円~100円 | |
コンバージョン | アプリのリエンゲージメント数 | アプリのクリック数 | 100円~250円 |
出典:「Twitter広告キャンペーンの基本」を一部改変
Twitterの場合、入札タイプには自動入札、上限入札単価、目標入札単価があります。自動入札は予算内で自動で入札してくれるため、入札金額がわからない人にとっては便利です。
上限入札単価は入札の単価の上限を決めて入札する方法です。目標入札単価は、目的とするキャンペーンで利用でき、1日あたりの平均額が設定した目標値に近くなるように運用されます。予算内で効果が出るような設定を考えて、入札していきましょう。
Twitter広告の種類
広告の種類としては以下の3つに分けられます。
1.プロモツイート
プロモツイートとは、タイムラインに広告を表示する方法です。タイムラインにフォローした人のツイートと同じように並びますが、プロモーションラベルが表示されます。
いいねやリツイートは通常のツイートと同じようにできるため、拡散も期待できます。
2.プロモアカウント
プロモアカウントは、自分をフォローしていないアカウントに対して、フォローを促す方法です。興味を持ってくれそうなアカウントに対して、オススメユーザとして表示されるため、フォロワーの増える可能性が高まります。
3.プロモトレンド
プロモトレンドとは、オススメトレンドに表示する方法です。ハッシュタグを表示できるため、商品やサービスの認知度アップに効果を発揮します。1日1社限定の広告メニューとなっています。
Twitter広告を成功させるポイント
Twitter広告を成功させるには以下の4つのポイントを確認する必要があります。
・配信目的は決まっているか
配信目的がしっかりと決まっていることは非常に重要です。何のためにTwitter広告を運用するのか、フォロワーを増やしたいのか、拡散してもらいたいのかなどサービスによって目的が違うはずです。配信目的をしっかりと決めておきましょう。
・ターゲットが決まっているか
ターゲットが決まっているかどうかというのは非常に重要です。Twitter広告では、ターゲティングを有効に活用することで効果が挙げられます。ターゲティングの設定方法については以下の記事を参考にしてください。
・クリエイティブの中身は適切か
クリエイティブの中身が適切かどうかというのは非常に重要です。Twitterは基本的にはテキストでの配信になりますが、動画や画像も活用することはできます。
そのため自社のサービスによってどのようなクリエイティブを使えばよいかを考えなければなりません。
またタイムラインは流れてしまうため、ユーザの目に留まらなければリアクションをされないはずです。そのためユーザの目に留まるようなクリエイティブを作成していかなければなりません。
そういう意味でも、テキストだけではなく画像や動画を駆使した広告の方が、効果が上がるでしょう。
・データにもとづいて改善しているか
Twitter広告は毎月同じように行っているだけでは意味がありません。データに基づいてしっかりと成果が出ているのかどうか考えなければならないでしょう。
またクリエイティブも改善していく必要があるわけですから、その結果どのようにデータが変わったのかも常に確認しておく必要があります。データを見ながら改善を繰り返すようにしましょう。
オフライン広告とも比較して最適化しよう!
Twitter広告を改善するためには、データに基づいて行う必要があります。ただ広告には、Twitter広告のようなオンライン広告だけではなく、オフライン広告もあります。
オンライン広告のほうがオフライン広告よりも効果があるというわけではありません。
オフライン広告とオンライン広告どちらの効果があるのかについても、データに基づいて比較していく必要があるでしょう。しかしオフライン広告は、オンライン広告と比べると、データを正確に取るのが難しいです。
たとえば電話で問い合わせがあった場合、それがチラシを見て電話をしてきたのか、ホームページを見て電話をしてきたのかはわかりません。
そこで電話問い合わせの多いサービスについては、電話問い合わせについて継続できるシステムを導入する必要があるでしょう。
電話問い合わせのデータを正確に計測できるのがコールデータバンクです。コールデータバンクは電話成果を含めた広告効果を100%計測し、すべての成果に至るマーケティングデータを一元管理。『広告運用改善』と『顧客管理改善』ができるツールです。
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