生徒が集まらない!ヨガ教室の集客で必ず実施すべき方法を紹介
ヨガ教室は大手も参入していますし、個人でも教室を開いている方がいます。そのため効率的な集客を行わなければ、生徒の集まらないことが多いです。すでに教室をスタートしている企業でも、生徒募集に苦戦しているところはもう一度集客方法について見直す必要があります。
そこでこの記事では、ホームページやチラシだけでなく、インスタなどのSNSを含めたヨガ教室の集客方法と注意点について説明します。
ヨガ市場の現状
ヨガ市場は世界的に拡大し続けているため、今後もさらに需要が見込めます。その理由としては健康志向ブームがあります。またオンラインヨガもできるようになり、手軽にヨガに挑戦できる環境ができたこともあるでしょう。他にもヨガの場合、ハードな運動ではないため、参加するハードルが低いことも理由として考えられます。
このようにヨガ人気はますます高まってきています。実際に中小企業基盤整備機構が行なった2019年の調査によれば、20代と30代女性のヨガに対する利用意向が高いです。
同じ調査によれば、現在の利用状況は以下のようになっています。以下の調査結果を見ると、まだ利用率が高いとは言えません。そのため今後、ヨガに挑戦してみたい人たちをどのように教室に呼び込むかを考えなければなりません。つまり集客がとても重要になるわけです。
ヨガ教室の集客をする前に考えるべきこと
ヨガ教室の場合、すぐに集客を考えてしまってはダメです。集客をする前に以下の3点について考える必要があります。
・ターゲットは誰か
まずはヨガ教室のターゲットを考えます。教室に通える地域の特性を踏まえなければ、教室のレッスン内容も決められません。ダイエットが目的なのか、軽く運動したいのか、ヨガを本格的にやりたいのか、ターゲットによって大きく変わってくるでしょう。
またターゲットの年齢層によって集客の方法も変わります。たとえば高齢者が対象であれば、ウェブよりもチラシを重視したほうがよいでしょう。20代が対象であれば、インスタなどのSNSも活用していくべきです。
ターゲットはエリアの特性を踏まえて決めます。20代対象の教室を開いたとしても、その地域に20代の方たちがいなければ意味がありません。教室を開く地域の調査をしっかりと行い、どのような年齢層の人が住んでいるのか分析しましょう。
・教室のレッスン内容をどうするか
ターゲットが決まったら教室で教えるレッスン内容を考えます。レッスン内容はターゲットに合わせて考えます。どうしても自分が教えたい内容をレッスンにしたいと考えますが、需要がないと売上につながりません。
またヨガ教室の場合、時間帯によって通ってくる層が違います。平日の日中に若い世代は来られないですよね。高齢者層や妊婦は平日昼間、早朝や夜は会社帰りの人が来ます。そのため時間帯によってレッスン内容も変えましょう。
・独自性は何か
ヨガ教室の独自性を考えます。資格はプロとしてヨガを学ぶ人以外にとっては、関係ありません。ダイエットに効果があるのか、体質改善につながるなどのヨガの効果を前面に押し出しましょう。
その際に説得力を持たせるためにもお客様の声を載せるのがよいです。実際に通っている方が「効果があった!」と言っているのを見ると、説得力があります。
ヨガ教室の集客方法
ヨガ教室の集客方法は以下の6つです。これらの6つの集客方法をターゲットに合わせて実施していきます。
・ホームページやブログ
ホームページはレッスンの内容は料金を紹介するために必須です。ただホームページを作って終わりではありません。「ヨガ教室+地域名」で上位に来なければ、見てもらうことはできません。
そのため定期的に更新していく必要があります。ひとつのやり方としてはホームページ内にブログを設置することです。ブログについては、SEOを考えながら更新していきます。ブログの内容としてはヨガの基本的な知識や自宅でできるヨガなどが考えられるでしょう。
・ウェブ広告
ウェブ広告も重要な集客方法です。ウェブ広告にはSNSの広告やリスティング広告があります。SNSの広告はタイムラインの広告として流れているものです。リスティング広告は検索結果の上位に表示されます。
リスティング広告の場合、あらかじめキーワードを決めておき、そのキーワードが検索されたときに表示する仕組みです。ただしいつでも表示されるわけではなく、広告ランクによって表示される順位も含めて決まります。
ウェブ広告はクリックされることで費用がかかるものもあれば、表示するだけで費用がかかるものもあります。そのため費用対効果を考えて、広告の修正を含め、運用していきましょう。
・Facebookやインスタ
SNSは無料で利用できるため、集客に適した手段です。とくに若い世代向けに訴求できます。使っているSNSは年齢によって変わります。たとえばFacebookは年齢層が高めです。しかも実名制です。
そのためFacebookは年齢層が高い人向けのレッスンをアピールできます。Instagramは若い人向けです。若い女性をターゲットにした集客に適しています。Instagramは写真を載せるSNSですので、ヨガの写真やレッスン風景を載せるようにしましょう。
・Googleマイビジネス
GoogleマイビジネスはGoogleマップに教室の情報を載せるサービスです。またGoogleマップ上だけでなく、Google検索の結果にも反映されるため、登録しておくべきものです。無料で登録できますので、まずは登録してみましょう。
ただし登録しただけだと、検索結果の上位に表示されることはないので、コメントに返信したり、写真を掲載したりして更新していきましょう。
・イベント
ヨガのイベントを開いて集客するのもひとつの方法です。ヨガ教室として認知されていない場合、まずは認知してもらう必要があります。またイベントであれば1回のみなので、参加するハードルも低いです。
そのイベントに参加してくれた方が教室のレッスンへ参加してもらえるように、特典を付けるのもよいでしょう。
・生徒募集のチラシ
チラシも有効な集客の方法です。とくに高齢者が対象の場合、ウェブよりもチラシの方が効果のある場合もあります。チラシはポスティングしなければならないため、ポスティング業者に依頼しなけれなりません。
ポスティングは、1回実施して終わりではなく、定期的に行う必要があります。そのため、ポスティングする頻度をあらかじめ決定しておき、予算を確保してから行うようにしましょう。
チラシは反響率が0.1%程度で決して高いものではありません。反響率が低い場合はポスティングの仕方を変えたり、チラシの中身を変えたりしてみましょう。
ヨガ教室の集客における注意点とは
ヨガ教室の集客における注意点は以下の3つです。
・信頼できる教室であることをアピールする
ヨガ教室として信頼できるかどうかは重要なポイントです。ヨガ教室が信頼されるためには、ヨガ教室の講師の質が重要になってきます。ヨガの技術が高いだけでなく、人柄も大切です。
レッスンが楽しいと生徒は集まってきます。また口コミをホームページに掲載する方法もあります。実際にレッスンを体験した生徒の口コミは、教室のアピールに最適です。すでにいる生徒の方にアンケートを実施。ホームページに掲載してみましょう。
・体験レッスンを充実させる
ヨガ教室の場合、体験レッスンで満足しなければ入会まで至りません。そのため入会者が少ない場合は、体験レッスンの内容を見直す必要があります。とくにはじめてヨガを体験する人はやり方がわかっていません。
わかりやすく丁寧に教えてあげることで、「この教室なら続けられるかも」と思ってもらえる可能性は高いです。またそれぞれヨガに対する目的も違います。その目的にあった体験クラスを用意して、体験者のニーズに応えられるようにしましょう。
・継続率を上げる
ヨガ教室の生徒を増やすためには、継続率をあげていく必要があります。新規の生徒が増えても、既存の生徒が辞めてしまっては、生徒数は増えません。教室に通うことで効果がある、教室や先生の雰囲気がよいなど継続する理由はいくつかあるでしょう。
実際に通っている生徒の方にアンケートをとって、要望を聞いて改善してくことも必要です。また他のヨガ教室を体験し、よい点を学ぶ必要もあります。改善をし続けて、素晴らしい教室であり続けてください。
ヨガ教室の集客はデータにもとづいて見直そう!
ヨガ教室の集客方法はウェブもチラシも有効です。しかしターゲットによってどの集客方法が有効なのか変わってきます。集客の費用対効果を考える際には、データが重要です。データにもとづいて集客の効率化を行っていきます。
データにはオンラインだけでなく、オフラインのデータも必要です。たとえばチラシを見てどれくらいの人が体験レッスンを受講したか知る必要があります。体験レッスンを受講する際には、オンラインでの申込だけでなく、電話での申込もあります。
そのため電話での申込がチラシ経由なのかウェブ経由なのか、正確に把握しなければなりません。そこで電話計測も含めてデータを一括管理できるシステムの導入がオススメです。たとえばコールデータバンクは電話成果を含めた広告効果を100%計測し、すべての成果に至るマーケティングデータを一元管理。『広告運用改善』と『顧客管理改善』ができるツールです。
そのためヨガ教室の集客にも最適なツールだと言えます。コールデータバンクについて詳しく知りたい方はこちらから問い合わせしてみましょう。