会員が増えない!スポーツジムで入会者を増やすための集客方法とは
スポーツジムにおいても入会者を増やすことは重要です。最近ではパーソナルジムが増えたり、オンラインでのジムも登場したりしています。そのため今まで以上にライバルが増えたと考えてよいでしょう。
そこでこの記事ではあらためてスポーツジムの集客方法について説明します。
スポーツジムの現状
現在のスポーツジムの状況はどのようになっているでしょうか。以下の調査によれば日本のフィットネス人口は右肩上がりで増えています。このように市場そのものは拡大傾向にあるため、新規会員を増やすための施策がより重要になっています。
出典:日・米・英の民間フィットネスクラブ市場規模データ(2013年〜2019年)
ただスポーツ庁の調査では、運動やスポーツをする場所としてインドア施設は13.4%と決して多くはありません。道路や自宅、公園などスポーツにお金をあまりかけていないと考えられます。
また個人で自由にスポーツをしている人が多くフィットネスクラブの会員として行っているのは、9.5%でした。
実際に1年間でまったくお金をかけていない人が半数おり、20,000円未満も21.3%います。
このようにスポーツをしている人口は多いものの、お金をかけずに実施している人が多いです。そのためスポーツに興味があり、自宅や道路など、お金をかけずにスポーツしている人にいかに訴求するかが重要になってきます。
スポーツジムで入会者を増やすための集客方法とは
スポーツジムの入会者を増やすためには、スポーツジムを探している人にだけ訴求してもダメです。先ほどのデータが示しているように、スポーツを自宅や道路、公園でしている人に対して、ジムで行うことのメリットを伝えていく必要があるわけです。
ではどのような集客方法で入会者を増やしていけばよいでしょうか。ここでは5つの集客方法について説明します。
・ホームページとブログで集客する
ホームページはスポーツジムの紹介として非常に重要です。どのような施設があるのか、料金はいくらか、どのようなレッスンがあるのかなどしっかりと記載しておきましょう。スポーツジムを探している人は自分が通いやすいところで探します。
近くに他のスポーツジムがある場合は、そのスポーツジムとの差別化が必要です。ライバル店のホームページを参考にして、自社の優位な点をアピールしていきましょう。
ブログはスポーツジムの雰囲気をアピールするのに最適です。またスポーツに関する情報を書くことで、スポーツジムには通っていないがスポーツに興味がある層にアピールできます。
ただスポーツジムの無料体験をアピールするのではなく、たとえば自宅での筋トレ講座を開いてまずはジムに来てもらうというやり方も有効でしょう。
・SNSを運用して自社をアピールする
SNSもスポーツジムの重要な集客ツールのひとつです。SNSと言ってもツイッターやInstagramなど、種類はたくさんあります。スポーツジムの場合、ジム内容の様子をアピールしたいので、Instagramが最適です。
Instagramに社員がジム内の様子を投稿しましょう。また基本的にはジム内を会員さんが撮影するのはNGのところが多いです。そのためイベントを開催して、その時のみ撮影をOKにしてジム内の様子を投稿してもらうのもよいでしょう。
・ウェブ広告(リスティング広告)を始める
ウェブ広告も重要な集客ツールです。とくにリスティング広告は検索結果の上の欄に広告として表示されるため、クリックされる可能性が高まります。ただしリスティング広告の場合、クリックされることで費用がかかります。
つまりクリックはされても申込はしない人が多い場合、広告費だけがかかってしまうわけです。また人気のキーワードはクリック単価が高いです。そのためキーワード選びが重要になります。
基本的には「スポーツクラブ名+地域名」で考えますが、地域名も最寄り駅に置き換えることも可能です。より効果があるキーワードを考えましょう。
・Googleマイビジネスに登録して定期的に更新する
Googleマイビジネスは無料で使える集客方法です。Googleマイビジネスに登録するとGoogleマップ上に店舗の情報が記載されるだけでなく、Google検索の結果にも表示されます。
検索結果の上位に表示されるため、集客効果はかなりあります。ただ登録しただけで何もしないと上位には表示されません。写真をあげるなどして定期的に更新するようにしましょう。
・チラシを定期的にポスティングする
チラシをポスティングするのも有効な集客手段のひとつです。とくにスポーツジムは近くの場所を選ぶ人が多いです。そのため近場でポスティングするのが有効です、ただしポスティングは1回で効果があるものではありません。
定期的にポスティングすることで、スポーツジムを認知してもらう必要があります。スポーツジムに興味が無かった人にも知ってもらう必要があるからです。そのチラシにイベントなど、スポーツに興味のある人が参加しやすい企画を載せるのもよいでしょう。
・会員からの紹介を得る
既存会員の紹介も非常に重要です。会員の紹介は入会率も高いため、既存会員の満足度をあげることが新規顧客獲得にもつながります。また紹介キャンペーンを行い、紹介をしてくれた会員の方には特典を出すのもよいでしょう。
既存会員の満足度をあげるためには、既存会員の意見を定期的に聞いて、スポーツジムの運営改善に役立てる必要があります。既存会員の不満を解決することで、満足度が向上するのは間違いありません。
スポーツジムの集客におけるポイント
スポーツジムの集客においてポイントはふたつあります。ひとつめはスポーツジムに関心のある人の知りたい情報が記載されていることです。ふたつめはスポーツジムに関心がない人にはスポーツジムに誘導する導線があることです。
たとえばスポーツジムを探している人であれば場所、設備、料金、レッスン内容は必須でしょう。またスポーツジムにおける男女比や年齢層も気になるところです。自分ひとりでスポーツをするよりも、みんなで楽しくスポーツしたいという需要もあるからです。
そのときに年齢層や男女比はスポーツジムを選ぶ際のポイントになるでしょう。また体験レッスンも非常に重要です。コーチの態度ひとつで入会するかどうか決まります。どのように体験レッスンを行うかのマニュアル化もしておきましょう。
スポーツジムに興味がない人に対する訴求はイベントが最適です。スポーツや筋トレに対してアドバイスするイベントを開催することで、スポーツジムに興味が無かった人も来てくれる可能性があります。
そういう場を利用して新規会員を獲得できるように、そこから体験レッスンにどのように誘導する確認しておきましょう。
スポーツジムはデータにもとづいて集客方法を改善すべき!!
ここまでスポーツジムの集客について説明してきました。スポーツジムも集客を効率的に行わなければ新規会員を獲得できません。集客を効率的に行うためには、集客方法をデータにもとづいて見直す必要があります。
データを確認すると、費用対効果が悪い集客方法をわかってきます。データにはオンラインだけでなく、オフラインのデータも反映させる必要がありますが、オフラインのデータ反映ができていないところも多いです。
とくにスポーツジムの場合、電話での問い合わせも多くあります。電話での問い合わせがチラシを見てされていたとしても、チラシからなのかウェブページからなのか判断できません。
こうした問題は電話計測ができるツールを導入することで解決できます。たとえばコールデータバンクは電話成果を含めた広告効果を100%計測し、すべての成果に至るマーケティングデータを一元管理。
『広告運用改善』と『顧客管理改善』ができるツールです。スポーツジムのように電話問い合わせが多い業種に最適です。
コールデータバンクについて詳しく知りたい方はこちらから。