行きたくなるエステサロンをアピールしたい!エステサロンに必要な集客方法とは
エステサロンの数が増えて、競争が激しくなっています。そうした中で、行きたくなるエステサロンをアピールすることが必要です。そのためには集客方法を見直す必要があるでしょう。そこでこの記事では、エステサロンに必要な集客方法について説明します。
エステサロン業界で生き残りが難しい現状
エステサロン業界は生き残りが難しいほど競争が激しくなっています。「東京商工リサーチ」の調査によれば、以下のように倒産件数は増加傾向にあります。とくに個人経営のエステサロンの倒産件数が多いです。
倒産の理由としては、売上の伸びないことがまず考えられます。つまり広告費をかけても思ったように集客できずに利益がでないわけです。またクーポンや割引を頻繁に行うような値下げ合戦になっている現状もあります。
こうした厳しい状況の中で、もっとも大切なのはいかに効率よく集客するかでしょう。そのためにはまず行きたくなるエステサロンのコツを理解しなければなりません。
行きたくなるエステサロンの集客のコツは?
行きたくなるエステサロンでは以下の点に注意して集客を行う必要があります。
・サロンの強みがアピールできているか
まず考えなければならないのがお店の強みがアピールできているかです。強みがあったとしても、うまくアピールできていないサロンも多いです。ただメニューのひとつという記載の仕方ではなく、「人気がある」「リピーターが多い」などお客様の目に留まるように工夫しましょう。
・ターゲットは明確になっているか
サロンの強みがあっても間違ったターゲットにアピールしていては集客につながりません。自分たちの強みを最大限生かせるターゲットはどのような層なのか考える必要があります。ターゲット層はサロンの立地とも関係あります。
オフィス街なのに主婦をターゲットにしてもうまくいきませんよね。立地にあったターゲットを設定し、サロンの強みをアピールしていきましょう。
・サービス内容が充実しているかどうか
サービス内容が充実しているかどうかも重要です。せっかくエステサロンに行こうと考えたのに、希望のサービスがないとお客様はきてくれません。もちろんただサービスを増やしても意味はありません。
先ほど述べたターゲットにあったサービスを充実させていきましょう。
・価格は適切かどうか
価格も非常に重要です。サービスだけを見て価格とチェックせずにサロンを訪れる人はいません。ただ価格が安ければよいというわけではありません。お客様が来ても赤字になるような価格設定では、サロンとして生き残っていけないでしょう。
そのため価格に見合ったサービスを提供する必要があります。価格が高くても適切なサービスを提供すればよいわけです。そのためには先ほども述べたサロンの強みやサービスの内容が重要になるわけです。
・競合店との差別化はできているか
競合店との差別化は非常に重要です。そのためにはお店の強みを、競合店との違いがわかるようにアピールする必要があります。たとえば「○○式エステ」のようなオリジナルの方法をアピールするのもひとつの方法です。
他にもお客様のニーズにあわせて「仕事帰りでも施術が受けられる」というのもアピールになりますよね。また実際に体験したお客様の声を掲載するのも効果的です。サロンのお客様にアンケートに協力していただき、実際に施術を受けてみてどうだったのか書いてもらいましょう。
エステサロンで有効な集客方法とは
エステサロンではどのような集客方法が有効でしょうか。ここでは6つの集客方法について説明します。
・ホームページ・ブログ
ホームページやブログも重要な集客ツールです。ホームページには先ほどから述べているお店の強みがわかるように作成します。またホームページだけでなく、ブログも開設するのがオススメです。
ブログでは実際のお店の雰囲気がわかるような記事を投稿します。たとえばエステティシャン一人ひとりに順番で書いてもらうのもひとつの方法です。どのような人たちが施術をしてくれるのか、事前にわかると安心できます。
また美容の情報をブログで発信するのもよいでしょう。ウェブで検索してお店を知ってもらえる可能性もありますし、美容のプロだとお客様にも知ってもらえます。ブログは無料でも開設できます。
ただブログは更新しなければ意味がありませんので、定期的に更新するようにしましょう。
・ウェブ広告
ウェブ広告も活用しているエステサロンが多いです。ウェブ広告はあらかじめ設定したキーワードの検索結果の上位に表示されるため、クリックされる可能性が高いです。ただし人気のキーワードは競合も多く、クリック単価も高くなります。
そのためウェブ広告の場合、ニッチなキーワードを探す必要があります。またウェブ広告の場合、クリックされることが目的ではありません。クリックされるだけでお客様が来ないと、広告費だけが増えていきます。
ウェブ広告の場合、データを見て現状を確認できます。データを見ながらコンバージョンできるように改善していきましょう。
・SNS
SNSにはツイッターやInstagramがあります。とくにエステサロンであれば、Instagramが有効です。Instagramで実際の施術の様子やお店の雰囲気も紹介できます。最近ではInstagramで検索して、お店を訪れる人も増えています。
検索で見てもらうためには、Instagramのハッシュタグの設定が重要です。20~30ぐらいハッシュタグを設定して、投稿するようにしましょう。またお客様にInstagramで投稿してもらうのもオススメです。
Instagramに投稿するとクーポンがもらえるなどのサービスを展開してみましょう。
・チラシ・ポスティング
ウェブでの集客がメインになりつつありますが、チラシも重要な集客方法です。たとえばチラシにクーポンをつけて、新規のお客様に来てもらう方法があります。その場合、チラシをポスティングする必要があります。
ポスティングは配布するエリアが重要です。エステに興味がないエリアに配布しても意味がありません。またポスティングは1回配れば効果が出るというものでもありません。継続的にポスティングする必要もあります。
継続的にポスティングする予算をとって、チラシを配布していきましょう。
・Googleマイビジネス
GoogleマイビジネスはGoogleマップに店舗の情報が記載されるサービスです。さらにGoogleマップ上だけでなく、検索結果にも表示されるため、ほとんどのサロンでGoogleマイビジネスを活用しています。
Googleマイビジネスは無料で登録できるので実施すべきです。ただし更新しないと検索結果の下の方に表示されてしまうため、ほとんど見られません。そのため写真を投稿したり、コメントに返信したりする必要があります。ぜひ頻繁に更新してください。
・お客様からの紹介
エステサロンの場合、お客様の紹介も重要です。お客様に紹介してもらうと、ほとんどの人がリピーターになります。お客様に紹介してもらうためには、普段のサービスを充実させる必要があります。
リピーターを増やすことが新規のお客様を増やすことにもつながるわけです。1回しか来ないお客様が多い場合は、サービスの見直しをする必要があるでしょう。
リピーターを増やすことも大事
先ほど述べたとおり、リピーターを増やすことも集客につながります。またリピーターが多ければ、常に新規の顧客を取り続ける必要性も低くなります。ではどのようにすればリピーターが増えるのでしょうか。ここでは5つのポイントを紹介します。
・丁寧な接客を心掛ける
リピーターを増やすためには丁寧な接客をしなければなりません。自己評価は高くてもお客様からしてみれば、接客がよくないこともあります。そのため接客レベルを向上させるために研修はもちろんのこと、お客様へのアンケートを実施して、改善すべきポイントを把握しましょう。
必要であれば、外部の研修講師にお願いするのもひとつの方法です。接客の仕方を変えるだけでリピーターは間違いなく増えます。
・予約システムを導入する
リピーターを増やすためには予約システムの導入も必要です。次の予約を電話でするよりも、ウェブやアプリで予約できたほうが簡単で便利です。予約システムは費用も機能もさまざまありますので、自社にあった予約システムを使いましょう。
・ポイント制を導入する
ポイント制を導入することで、お客様がリピートしやくすくなります。また最近ではアプリを利用しているところも増えています。たしかにアプリだとポイントカードを忘れることもありませんし、カードが多くて困ることもありません。
最初は紙のカードでスタートし、可能でしたらアプリなどを活用するようにしましょう。
・会員用の特別体験会を実施する
リピーターを増やすために、会員カードの作成やポイントカードの実施をするだけでなく、会員用の特別体験会を実施するのも有効です。会員しか受けられない特別なメニューがあれば、会員となって継続して通ってもらえるでしょう。
・しつこい勧誘をしない
エステサロンはリラックスする場でもあります。そこでしつこく勧誘されたら、嫌な気分になるのは間違いありません。予約システムがあれば、次も簡単に予約できるので、予約システムの紹介にとどめて、しつこく勧誘するのはやめましょう。
あまりしつこく勧誘すると、反対に悪い評判が立って、お客様が来てもらえなくなります。お客様が気持ちよく帰れるように気をつけましょう。
データにもとづいて集客方法を効率化しよう
ここまでエステサロンの集客方法について説明してきました。新規の顧客を増やすだけでなく、リピーターも獲得していくことが行きたくなるエステサロンになるために必要です。ここでも説明しましたが、集客方法は複数あります。
ただどの集客方法が、もっとも効率がよいかは立地や客層によって変わります。そのためそれぞれのサロンがデータにもとづいて、費用対効果の高い集客方法を実践する必要があるわけです。
ただデータを活用する際にはオンラインだけでなく、オフラインのデータも使う必要があります。とくにエステサロンの場合、電話での問い合わせがどの経路で来たのかを把握するのが重要です。
しかし電話での問い合わせについては計測ができないため、データに含めていないサロンも多いでしょう。そのため実際にはチラシの方がウェブよりも効果があったとしても、データとしてわからないわけです。
そこで電話計測もふくめて、データを一元管理する必要が出てきます。たとえばコールデータバンクは電話成果を含めた広告効果を100%計測し、すべての成果に至るマーケティングデータを一元管理。『広告運用改善』と『顧客管理改善』ができるツールです。
エステサロンのように電話問い合わせが多い業種に最適です。コールデータバンクについて詳しく知りたい方はこちらから確認してみましょう。