デジタルセールスルームがあるのをご存じでしょうか。BtoB営業をオンライン上で行うツールです。この記事ではデジタルセールスルームの説明だけでなく、そのメリットと機能について解説します。

デジタルセールスルームとは

デジタルセールスルームとはBtoB営業をオンライン上で行えるツールです。デジタルセールスルームには恵業に関する資料をあらかじめ、デジタルセールスルームに上げておき、BtoB営業をスムーズに行えるようにします。

リアルタイムでのチャットや資料のやり取りもこのルーム上で行えます。リモートでも営業ができるため、社外でも顧客とのやり取りが可能です。

デジタルセールスルームが必要とされる理由

マッキンゼーの実施した調査によれば、BtoB営業においては、約8割の見込み客がデジタルでのやり取りを基本とした営業を望んでいると言われています。つまりBtoB営業においては、デジタル方式でやり取りする必要があるわけです。

しかし従来のようなメールでのやり取りではなく、リアルタイムでチャットをしたり、資料のやり取りができたりするプラットフォームが必要になるわけです。

デジタルセールスルームのメリット

デジタルセールスルームのメリットとしては以下の4つが考えられます。

データを見て改善ができる

デジタルセールスルームは営業の資料がどれだけ見られているかのデータが取れます。つまり不十分な資料の改善のために必要なデータが手に入るわけです。また顧客がどのように購入至ったかの経路も確認できるため、業務効率化にも繋がります。

営業に関する情報を一元管理できる

営業の情報を一元管理できるため、営業側の資料の確認が簡単に行えます。また顧客情報も管理できるため、データの確認のために問い合わせする必要がありません。そのため業務が効率化します。

問題解決までの時間が短い

資料を読んで疑問に思ったことを、デジタルセールスルーム上ですぐにやり取りできます。そのため問題解決までのスピードが早くなります。また資料をデジタルセールスルーム上で確認できるため、顧客自らが問題解決することも可能でしょう。

顧客にとってもやり取りがしやすい

一般的に営業に関するやり取りは電話やオンラインミーティング、メールでのやり取りで行われます。そうすると資料がどこかに埋もれてしまうこともあります。メールも開封する前にわからなくなってしまう可能性もあるわけです。

もちろんチャットツールを使うこともできますが、チャットツールも仕事で使っているところが多いため、確認しないで終わってしまうことがあります。その点、デジタルセールスルームであれば、そこですべてが完結するわけですから、顧客にとってやり取りしやすいでしょう。

デジタルセールスルームの機能

デジタルセールスには以下のような機能が備わっています。

営業資料を設置できる

デジタルセールスルームでは営業資料や動画を設置できます。顧客が自ら資料を確認できることで、顧客との関係性をうまく築けます。また特定の顧客専用のコンテンツも設置できるため、特別な対応も可能です。

製品情報や価格を掲載できる

すべての製品の情報と価格を掲載できるため、営業に必要な資料を顧客自らが確認できます。最新の情報もすぐに反映できるため、顧客にとって利便性が高いでしょう。

顧客とのやり取りができる

顧客とのやり取りがチャットやビデオ通話が行えます。商品やサービスについてのやり取りがデジタルセールスルーム上でできるため、メールが埋もれてしまってやり取りが、うまくいかないことがありません。

顧客との契約ができる

デジタルセールスルームには契約や注文が行える機能がついています。電子署名機能のついているデジタルセールスルームが多く、安全に契約が行える仕組みです。

まとめ

ここまでデジタルセールスルームのメリットと機能について解説してきました。デジタルセールスルームはオンライン上でのBtoB営業を簡単に行えるツールです。そのため企業側だけでなく、顧客にとってもメリットが大きいでしょう。

オンラインでのBtoB営業を本格的に実施したい場合は、検討すべきツールのひとつです。現在、デジタルセールスルームのサービスは多く出ていますので、比較検討してから利用するようにしましょう。

コールデータバンクは電話成果を含めた広告効果を100%計測し、すべての成果に至るマーケティングデータを一元管理、『広告運用改善』と『顧客管理改善』ができるツールです。コールデータバンクであれば、広告からの入電も計測できます。コールデータバンクについて詳しく知りたい方はこちらから問い合わせしてみましょう。