システム連携事例「電話経由のアフィリエイト広告承認作業の負荷軽減を実現」
オムニデータバンクとCT-e1のシステム連携事例紹介
~電話経由のアフィリエイト広告承認作業の負荷軽減を実現~
コールトラッキングシステムの開発・販売を行う株式会社ログラフ(本社:東京都新宿区、代表取締役:藤本勝幸、以下「ログラフ」)が提供するトラッキングツールのオムニデータバンクと株式会社コムデザイン(東京都千代田区平河町、代表取締役社長:寺尾憲二)が提供するコールセンター向けクラウド型CTI「CT-e1/SaaS」(以下「CT-e1」)との連携により、これまで承認作業に多くの時間的、人的リソースを必要としていた電話経由のアフィリエイト広告の成果承認作業を自動化し、時間的、人的リソースを大きく削減しました。
■オムニデータバンクとは
オムニデータバンクはページビューなど人間の行動をトラッキングするSaaS型のウェブサービスです。Web API を公開しており、トラッキングデータと顧客任意のデータを紐付けてコンバージョンなどのイベントを起点として他システムとデータ連携を行うことができるなど、可用性と柔軟性の高さが特長です。
■本取り組みにおける課題と成果
課題 | 成果 |
マーケティング部が店舗やコールセンターなど複数の部署にデータの確認を依頼する必要があり、承認作業には10名強の人数で3日程かかっており、人的ミスも発生していた。 | オムニデータバンクを介してシステム間のデータを自動連携することで、マーケティング部単体での確認作業が可能となり、承認作業に必要な人員と工数を大きく削減することができた。また、データの確認作業に人を介さなくなったことで人的ミスが減った。 |
■CT-e1とのシステム連携の背景と目的
アフィリエイト広告の中でも、電話での問合せや予約を成果とする場合、成果承認にはコールセンターや店舗などの複数部署との連携が必要となり、承認作業時間と人的ミスの増加が増えてしまうという課題があります。しかし、今回の事例では受電環境にCT-e1/SaaSを使用し、オムニデータバンクと連携すれば、CT-e1/SaaSが発行する通話IDをASPに注文番号として自動通知することができるようになるため、承認作業がオンライン上ですべて完結できます。これによりID同士の名寄せなども自動化され、承認作業における人的作業の負担が減ります。また、成果地点が来店といった、WEBや電話だけでは完結しないアフィリエイト広告の承認作業でも、瞬時に完了することが可能となりました。
■システム連携の概要
オムニデータバンクは通話とWEBセッションの両方の計測が可能なシステムです。今回は、オムニデータバンクが計測した通話データをCT-e1の通話IDと、WEBセッションデータをASPのセッションIDにそれぞれ連携することでCT-e1が発行した通話IDをASPのセッションIDと紐づけることが可能になりました。この仕組みは、オムニデータバンクとデータの受け渡しが可能なシステムであれば他のシステムでも連携することが可能です。
■問合せ先
株式会社ログラフ
TEL:03-5989-1749
E-mail:info@lograph.co.jp
■株式会社ログラフについて
2018年にシステム開発業及びWEB広告代理店として創業し、人間の行動などの物理空間の観測データをWEBのアクセス解析データと統合的に分析することが可能なプラットフォーム「Omni Data Bank(オムニデータバンク)」の提供を開始。2019年にコールトラッキングシステムの提供を開始し、後発ながらもWEB広告やアナリティクスとの高度な連携機能や国産サービスの安定した品質の提供によって利用企業数は増加し続けている。
■コムデザインについて
コムデザインは、2000年に創業。2008年からクラウド型CTIサービス「CT-e1/SaaS」の提供を開始(2020年6月度時点の採用実績は1,000テナント、19,000席)。自社開発を可能とする技術力をベースに、クラウドサービスでありながら公衆網も使用できる構成の自由度の高いCTIを提供し、小規模から大規模まで業種を問わずコールセンターに支持されています。近年は、コールセンターのハブ機能として、AIソリューションなどとのマッシュアップを可能とし、効率的でかつエンドユーザーに喜ばれるコールセンター構築をサポートしています。
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