通話の先にある成果を見逃さない
Anchorがコールデータバンクで実現した最適化

アンカー株式会社様
- BtoC
- 機械学習の最適化
- 正しい成果計測
- 広告代理店
アンカー株式会社様
https://anchor-ltd.com/アンカー株式会社は、「No.1を創る会社」をビジョンに掲げ、リスティング・ディスプレイ・動画・ショッピング・アフィリエイト広告など、運用型広告全般を駆使し、クリエイティブ制作やASPプロダクト活用、さらにはオフライン施策を組み合わせて、全体最適を叶えるマーケティング支援をもとにクライアントの事業成長を加速するグロースマーケティング企業です。
課 題
- 電話CVの質が不明瞭
- 改善施策の優先順位が不明
成 果
- 質の高いCVの抽出
- 運用改善サイクルの高速化
導入のきっかけ(かかえていた課題)
― 松本様
弊社では、電話CVの割合が多い広告運用において、コールデータバンクの活用が不可欠だという認識を社内で共有しておりました。その理由についてご説明いたします。
他の広告代理店様から弊社にリプレイスしていただケースでよく見られるのが、“どの電話CVが実際に成果に結びついているのか”まで精緻に分析されておらず、媒体管理画面上のタップ数のみで広告運用を行っていることがほとんどでした。しかし、このタップ数には誤タップや間違い電話も含まれるため、最適化に活かすべきデータとは言えません。
また、LP・クリエイティブ・ターゲティングなど改善の打ち手は多くありますが、どの施策を優先すべきか判断するためには、その根拠となるデータが非常に重要であると考えております。そこで、弊社ではユーザー行動の“質的なデータ”も活用することで、戦略的に改善サイクルを回すことを可能としております。こうした正確な成果計測とデータ分析を実現するうえで、コールデータバンクは欠かせないツールだと考えております。


― ログラフ
タップ計測のみの場合、誤操作や不正クリックなどにより、実際の入電件数との間に差異が生じてしまうケースは少なくありません。これは他社様でも共通してお聞きする課題の一つです。
複数のツールをご検討いただいたかと思いますが、最終的に弊社のサービスをお選びいただいた決め手についてお伺いできますでしょうか。
選定ポイント
― 松本様
ログラフさんを選定した理由は、大きく2点あります。
1. 計測の精度
「コールトラッキング」と一言で言っても、さまざまなツールがあります。
弊社では主にデジタルマーケティング広告の運用改善に活かす目的で利用していますが、この際に最も重視しているのが“計測の精度”です。
他社様からは「ログラフさんは精度は高いですが価格も高いです。弊社はログラフさんほどの精度はありませんが安価です」といったご案内をいただくこともありました。
しかし私たちは迷わず「精度の高い方」を選択しました。
代理店によってはクライアント様の価格要望を優先し、精度の観点を軽視して導入を進めてしまうケースもあります。
ですが、それはクライアント様にとって不誠実であり、最終的にはパフォーマンスが伸びない、あるいは信頼を損ねる結果にもつながりかねません。
ログラフさんの高い計測精度は、長期的に見て確実に価値のある選択だと感じています。
2. 連携機能をはじめとした拡張性
最初にお問合せさせていただいたきっかけは「アフィリエイトシステムとの連携が可能」という点でした。
実際にお話を伺う中で、電話計測だけでなく、各種媒体とのデータ連携やLINEの友だち追加CV計測、さらにはCDPなどの開発にも取り組まれていることを知りました。
マーケティングを前提とした思考でプロダクトが作られている点に強く共感し、実務で頼りにできるパートナーだと感じました。
― ログラフ
貴重なお言葉をいただき、誠にありがとうございます。
貴社が着実に結果を出され、多くのクライアント様のご支援をされている様子が垣間見れ、大変勉強になりました。
また、価格面も非常に重要というご認識は当然のこととして理解しております。そのため、弊社でも最初から価格だけでご判断されないクライアント様に対しては、精度の高さを維持しつつ、必要に応じてご予算に沿った調整も柔軟に対応させていただいております。
実際にコールデータバンクを導入いただいた後、どのような運用改善や効果が得られたかについてお聞かせいただけますでしょうか。

導入後の変化
― 松本様
まずは、機械学習に利用すべきデータの整理を実施いたしました。
42件の実入電を紐解くと以下のようになりました。
- 営業電話:4件
- 間違え電話:4件
- 見込み電話:9件
- 有効電話:25件

続いて、見込み電話と有効電話の34件を紐解くと以下のようになります。

今までの他代理店様の運用では、誤タップを含む通話タップデータに対しても入札が行われていました。
一方、弊社では実際の入電(実入電)を正確に計測し、さらに**売上データと連携(マージ)**することで、成果の“質”を加味した最適化を実現しています。
「どのクリックがコンバージョンにつながったか」というCVの“数”のみの評価では、真の成果価値を把握することはできません。
そのため弊社では、各コンバージョンの価値(Value)を広告運用に反映させ、CPA(獲得単価)ではなくROAS(広告費用対効果)を基軸とした運用を行っております。
今後期待したいこと
― ログラフ
貴重なお話をありがとうございます。実際の運用イメージを伺うことができ、非常に示唆に富む内容でした。
最後に、今後弊社に期待される取り組みやサポートについてもお聞かせいただけますでしょうか。
― 松本様
今のところ特に「ここをもっと」という要望はないです。困ったときもすぐ対応してもらえているので。新しいプロダクトができた際はまたご紹介をお願いいたします。
― ログラフ
承知いたしました!本日は貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。

アンカー株式会社 マネージャー 松本友輝
アンカー株式会社
マネージャー 松本友輝

「No.1を創る会社」をビジョンに掲げ、全体最適を叶えるマーケティング支援を強みとされているアンカー株式会社のマネージャー

